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片平氏の守り本尊毘沙門天を祀る
臥龍山 福應寺
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阿武隈川東岸の小高い丘の上にある寺院です。15世紀に審岩正察よって開山されたと伝えられています。
当寺院においては本堂の設計・施工並びに庫裡の増築の設計・施工を手がけました。
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山門をくぐると境内の左手に鳥居があらわれ、その石段を登ると毘沙門堂が祀られています。
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毘沙門天は、慶長15年頃、伊達政宗よりこの地を拝領した地頭片平新太夫が、守り本尊として、旧領の石川郷(福島県)から持ってきたもので運慶の作と伝えられています。
毘沙門天像は角田市の文化財に指定されています。
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毘沙門堂の入り口に長屋門があります。
この地では養蚕が盛んで、養蚕が上手くいくようにとムカデが描かれた絵馬が毘沙門堂に祀られていました。
この門内部に江戸中期から昭和初期まで投げ込まれた絵馬は23,477枚という数にのぼります。
平成24年、絵馬は国の重要有形民俗文化財に指定されています。
長屋門は2011年の震災で被害を受けましたが、2013年に修理を施しました。
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