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藤勢寺 本堂正面
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- 所 在 地
- 岩手県一関市藤沢
- 宗 派
- 時 宗
- 施 工 内 容
- 本堂新築工事
- 構 造
- 木造平屋建て銅板一文字葺
- 主 要 材
- 杉、ケヤキ(内陣、向拝)
- 床 面 積
- 186.9㎡
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藤勢寺は、藤沢町最古の寺院でしかも、町名の由来ともなった寺としてもしられています。
時宗にとって由緒深い古刹です。
由緒によりますと、嘉暦2年(1327)時宗総本山遊行四代呑海上人が開山されたと伝えられています。
本堂向拝は大唐破風の造りで蟇股及び木鼻の彫刻が盛り込まれております。
建物全体のつくりとしては向拝に火燈窓を施し、とてもシンプルなつくりで構成されています。
本堂内欄間(玉取物語)は文化元年(1804年)の作製ですが、本堂新築に際して菅原木工が新たに彩色をほどこしました。
御本尊の木造阿弥陀如来立像は高さ65㎝台座は60㎝で作者は恵心僧都と伝え、県の重要文化財に指定されています。
また、そのほかの寺宝として、涅槃像一軸、薬師如来像、毘沙門天像、算額等があります。
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